hroko's はてな diary

ゆるふわ気ままな日記です。はてなダイアリーからのインポートを引き継ぎます。

読書メーターのまとめ 4月分

2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1148ページ
ナイス数:11ナイス

黒鉄(1) (講談社漫画文庫)黒鉄(1) (講談社漫画文庫)感想
江戸時代中期くらいが舞台で、現代風に言うならサイボーグとして延命された主人公と相棒の刀(こちらもサイボーグ)の物語。「妖しげな殺気」を感じさせるのは第2話までで、それ以降は「股旅もの」な連作短編風の構成に変わり、旅先で遭遇する物語...文庫版の1巻ではヒロインの丹(まこと)との出会いまでが描かれています。設定を受け入れられれば、楽しめると思います。
読了日:4月28日 著者:冬目景
黒鉄(2) (講談社漫画文庫)黒鉄(2) (講談社漫画文庫)感想
股旅ものな設定で旅先で遭遇するセンチメンタルな感じの物語が連作短編風にまとめられています。前巻で登場した丹に加えて、女壺振りの朱女(あやめ)が登場しますが、基本的には、どこかで聞いたようなエピソードです。股旅趣向なスペースオペラ、またはロードノベルな感じです。
読了日:4月28日 著者:冬目景
黒鉄(3) (講談社漫画文庫)黒鉄(3) (講談社漫画文庫)感想
文庫版はここまでなので、なんとなく物足りない感じです。本巻の最後で、主人公の迅鉄と丹の関係の変化が描かれ、その後はそれなりに想像できるようで、江戸時代のカラクリで「サイボーグ」となった主人公のメンテナンスを考えると、あまり幸せな展開にはなりそうもないというの現実的でしょうか。股旅趣向のロードノベルとしては楽しめました。
読了日:4月28日 著者:冬目景

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