hroko's はてな diary

ゆるふわ気ままな日記です。はてなダイアリーからのインポートを引き継ぎます。

読書メーターのまとめ 08月分

8月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2175
ナイス数:23

タフの方舟1 禍つ星 ハヤカワ文庫SFタフの方舟1 禍つ星 ハヤカワ文庫SF感想
連作短編集です。第1話で、「方舟」(惑星の生態系を生物兵器で攻撃できる攻撃母艦)を入手するエピソードは、在り来たりな展開ながら、とても面白く読めました。続く第2話も良い感じ… エコロジーエンジニアリングというSF設定で、問題解決したら、という思考実験を楽しめます。
読了日:08月15日 著者:ジョージ・R.R. マーティン
タフの方舟 2天の果実 (ハヤカワ文庫SF)タフの方舟 2天の果実 (ハヤカワ文庫SF)感想
連作短編集の続編です。社会的・政治的な問題解決の手法として、科学技術を使うことについて、社会の価値観がその社会全体の発展を阻害し破滅へと導くようなとき、どのような解決方法をとるべきかなど、SFならではの物語を楽しめました。
読了日:08月15日 著者:ジョージ・R・R・マーティン
三惑星の探求 人類補完機構全短篇3 (ハヤカワ文庫SF)三惑星の探求 人類補完機構全短篇3 (ハヤカワ文庫SF)感想
冒頭の4連作と5番目の短編は人類補完機構ですが、その他の『第81Q戦争(オリジナル版)』などは、なんというか、古典的な短編SFです。とは言うものの、どれも楽しめます。ともかく、古典SFの教養として、読んでおくべき作品を読めたという満足感はあります。
読了日:08月19日 著者:コードウェイナー スミス
眼球綺譚 (角川文庫)眼球綺譚 (角川文庫)感想
主人公の視点・主観で語られる、奇妙な体験談をまとめて短編集です。趣向を凝らした表題作は、とっても良い感じでした。その他の作品も、悪くないですが、それほど過激と言いますか、刺激的でもなく、読みやすくて、ちょっと不思議なお話を求めるなら、悪くない短編集です。
読了日:08月20日 著者:綾辻 行人
バロック ワールド ガイダンスバロック ワールド ガイダンス感想
いわゆる攻略本ではないですが、ゲームの世界観についての解説、ゲームをプレイするために必要な知識・設定を解説しています。その上で、ゲーム開始時点の設定の前日譚の短編小説を楽しめます。
読了日:08月20日 著者:
BAROQUE 欠落のパラダイム 新装版 上巻BAROQUE 欠落のパラダイム 新装版 上巻感想
懐かしいゲームの思い出補正があります。本作となるゲームが、ランダムダンジョン、死亡するとやり直し、プレイをくり返すと先に進めるという設定を物語として、上手くまとめたコミックス版です。ゲームを知らなくても楽しめると思います。
読了日:08月20日 著者:上田 信舟
BAROQUE 欠落のパラダイム 下巻BAROQUE 欠落のパラダイム 下巻感想
ゲームの世界観として、あるべき姿のエンディングをコミックスとして描いていると思います。ゲームを未プレイでも、上巻を読んでいれば、理解可能ですし、ゲーム本作や『ワールドガイド』などの知識があっても矛盾せずに楽しめるコミックス版です。
読了日:08月20日 著者:上田 信舟

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