hroko's はてな diary

ゆるふわ気ままな日記です。はてなダイアリーからのインポートを引き継ぎます。

読書メーターのまとめ 2023年11月分

11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1666
ナイス数:16

おくのほそ道: 付 曾良旅日記 奥細道菅菰抄 (岩波文庫)おくのほそ道: 付 曾良旅日記 奥細道菅菰抄 (岩波文庫)感想
「月日は百代の過客にして行きかふ年も又旅人也」で始まる、国語の教科書どおりの冒頭、旅に出られない、引きこもりの連休に一気に読んでしまいました。注釈や実際の旅の日程など、実際は、どうだった、という好奇心も満たしてくれる構成です。連休の読書を楽しめました。
読了日:11月04日 著者:松尾 芭蕉
ソロキャン! (朝日文庫)ソロキャン! (朝日文庫)感想
職場のモヤモヤを解消するため、「そこに焚き火が、焚き火さえあれば、ほかになにもいらない」という楽しみのために、キャンプを再開するお話です。あまり、職場などの不愉快な思いを書かれても楽しくないけれど、ソロキャンプの楽しみだけをダラダラ書かれても ... まぁ、それはそれで楽しいかもしれないのですが、バランス良くまとまっていて、気軽に楽しめました。
読了日:11月23日 著者:秋川滝美
貧乏令嬢の勘違い聖女伝 ~お金のために努力してたら、王族ハーレムが出来ていました!?~【特典SS付】 (一迅社ノベルス)貧乏令嬢の勘違い聖女伝 ~お金のために努力してたら、王族ハーレムが出来ていました!?~【特典SS付】 (一迅社ノベルス)感想
ダンジョンで力尽きたら、もう一度、人生をやり直すように転生したヒロインの利己的・打算的な頑張りが勘違いされて、聖女のように祭り上げられていくお話 ... 文章を楽しむ・味わうことはないけれど、頑張るヒロインの努力が誤解されよい話になる、そういう展開は楽しめます。毒がなく、なんとなく楽しい冒険ファンタジーが必要な時には、再読するかも。
読了日:11月25日 著者:馬路まんじ
「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫)「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫)感想
豊饒の海』の完結編を書いて自殺した小説家、あくまでもその視点で小説家の「三島由紀夫」を語る、説明する内容です。著者の立場や理解の仕方に納得できなければ、まぁ、三島由紀夫の受容は人それぞれでしょう ...
読了日:11月25日 著者:橋本 治
貧乏令嬢の勘違い聖女伝: 2 ~お金のために努力してたら、王族ハーレムが出来ていました!?~【特典SS付】 (一迅社ノベルス)貧乏令嬢の勘違い聖女伝: 2 ~お金のために努力してたら、王族ハーレムが出来ていました!?~【特典SS付】 (一迅社ノベルス)感想
普通に、1巻の続きで、1巻と同様に、「聖女様の活躍はこれからです」という感じに終わっています。ヒロインの魔法が強力になって、敵も相応に強くなって、戦闘シーンが派手になる以外は、別に続編なくても、という感じです。もう少し、「勘違いされて聖女らしいことをしている」という方向で楽しみたかった。
読了日:11月26日 著者:馬路まんじ

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