hroko's はてな diary

ゆるふわ気ままな日記です。はてなダイアリーからのインポートを引き継ぎます。

読書メータのまとめ 12月分

2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2113ページ
ナイス数:10ナイス

ゾティーク幻妖怪異譚 (創元推理文庫)ゾティーク幻妖怪異譚 (創元推理文庫)感想
太陽の寿命が尽き始めた未来、衰退した文明という設定なのですが、普通にファンタジー世界です。そういう世界を舞台にした、仄暗い雰囲気と重苦しい怪談めいた短編集です。雰囲気を楽しめるか否かで、面白さが変わってくると思います。RPGのイベントやクエストみたい、と思えば、悪くないです。
読了日:12月8日 著者:クラーク・アシュトン・スミス
ゾティーク幻妖怪異譚 (創元推理文庫)ゾティーク幻妖怪異譚 (創元推理文庫)
読了日:12月8日 著者:クラーク・アシュトン・スミス
ヒュペルボレオス極北神怪譚 (創元推理文庫)ヒュペルボレオス極北神怪譚 (創元推理文庫)感想
氷河期が迫りつつある時代を舞台にした、ファンタジーの短編集のようですが、平凡と言いますか、どこかで聞いた感じの物語が不思議な装飾的で語られていて、クセのある味わいが楽しめました。でも、ちょっと私の好みではなかったかも。
読了日:12月23日 著者:クラーク・アシュトン・スミス
アヴェロワーニュ妖魅浪漫譚 (創元推理文庫)アヴェロワーニュ妖魅浪漫譚 (創元推理文庫)感想
『ヒュペルボレオス極北神怪譚』で描かれた氷河期後、現実的な中世の西欧が舞台の短編集です。どこかで聞いた覚えのあるストーリーを、著者(と訳者の努力で)独特な雰囲気で楽しめます。とは言え、やはりクセがあると言いますか、ちょっと私の好みではなかったかも。「好み」や「嗜好」を自覚できるという意味では、悪くない読書経験です。
読了日:12月23日 著者:クラーク・アシュトン・スミス
人狼ゲーム BEAST SIDE (竹書房文庫)人狼ゲーム BEAST SIDE (竹書房文庫)感想
人狼ゲーム」をプレイヤーが実際に殺される、という条件で、強制的にプレーさせられることになった高校生たちの、ゲームの顛末です。人狼役の女子生徒の回想という形なので、思想とかセリフには、含蓄や深みはないのですが、プレイヤー視点という緊張感は味わえます。ヒロインは、ゲームを「楽しんでいる」ので、そういう倫理観や価値観に、どれだけ同意できるのかで、評価は変わるかもしれません。
読了日:12月29日 著者:川上亮

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