hroko's はてな diary

ゆるふわ気ままな日記です。はてなダイアリーからのインポートを引き継ぎます。

読書メーターのまとめ 11月分

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1319ページ
ナイス数:22ナイス

浮世メモの夢に、鬼 HERO個人作品集6 (ガンガンコミックスONLINE)浮世メモの夢に、鬼 HERO個人作品集6 (ガンガンコミックスONLINE)感想
なんとなく、夢をメモ帳に書いてみた。そしたら、だんだん、夢が明確になって、そして、現実と区別ができなくなって... ホラー小説なら、この展開とその後が楽しみなのですが、表題作のこの作品は、いい感じな「不思議なお話」になっています。そういう、自分の素直な気持ちと向き合うことがテーマの短編3作が楽しめました。でも、「自分の本当の気持ちを言う」って難しいし、そういうことを言える相手がいるのは、羨ましい。
読了日:11月3日 著者:HERO
SHERLOCK ピンク色の研究 (カドカワコミックス・エース)SHERLOCK ピンク色の研究 (カドカワコミックス・エース)感想
BBCで放送されたTVドラマのコミックス版です。シャーロックホームズの設定を現代に、できるだけリアリティを持たせて置き換えるという設定を、いきなり映像化したTVドラマを、TVの画面に忠実にコミックス化しています。動画とコミックス(静止画)という差がありますが、映像版を楽しめた人なら、違和感のないコミックス版という、上出来な仕上がりだと思います。続編が楽しみです。
読了日:11月4日 著者:Jay.
ドラッカー名著集1 経営者の条件ドラッカー名著集1 経営者の条件感想
大学生の頃に読んだ本を再読。成果や貢献、時間の管理など、やっと意味を実感できました。「エグゼクティブ」を対象にした本ですが、エグゼクティブでなくとも、自分で考え、判断・決定するような立場になると、参考になることが読みやすく書かれていると思います。50年ほどど前に書かれた本なので、実例が古いのは仕方ないですが、そこから引き出される結論は、現代でも異論がないものです。それだけ普遍的なことがらを学べました。
読了日:11月16日 著者:P.F.ドラッカー
女王陛下の魔術師 (ハヤカワ文庫FT ロンドン警視庁特殊犯罪課 1)女王陛下の魔術師 (ハヤカワ文庫FT ロンドン警視庁特殊犯罪課 1)感想
初任研修を終え、配属先が決まるロンドンの制服勤務警官が、 魔術の関わる事件を専門に捜査する刑事(そして魔術師見習い)になる物語。 魔術を感知できる程度の能力なので、連続殺人事件の捜査は、 街頭の監視カメラの映像で容疑者を探し、携帯電話やインターネット、データベースシステムを活用する地味な活動がメインですが、現代のロンドン警察の背景説明も楽しめました。 事件そのものとは別に物語世界の魔術がどういうものなのかを描写するような、テムズ河川系に関わる神の抗争の仲介のエピソードがあり、こちらも楽しめました。
読了日:11月24日 著者:ベン・アーロノヴィッチ
ガールズ美術ガールズ美術感想
SFで壮大な冒頭を伏線に、SFなガジェットをチラつかせてながら、アート(美術)というか、芸術そのものと、芸術に関わる活動、金銭的な側面に関して、美大受験前の学生的な視点でドタバタ―スラップスティックな物語が展開していきます。タイトルにある「ガールズ」は、番外編の内容でしかも、本編とどういう関係が...という感じですが、一気に読んで気楽に楽しめました。
読了日:11月24日 著者:今日マチ子

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