hroko's はてな diary

ゆるふわ気ままな日記です。はてなダイアリーからのインポートを引き継ぎます。

読書メーターのログ(2月分)

2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2361ページ

八妖伝 (ハヤカワ文庫FT)八妖伝 (ハヤカワ文庫FT)
シリーズものですが、独立して楽しめます。今回は、ミステリーな風味とシリーズ共通の唐を舞台にした中国風味のファンタジーを楽しめます。ドラクエなどのゲームのノベライズという印象でした。『鳥姫伝』から始まるシリーズの最終巻。これでおしまいというのは残念です。
読了日:02月06日 著者:バリー ヒューガート
アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法 (THEORY/IN/PRACTICE)アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法 (THEORY/IN/PRACTICE)
著者の体験をもとに、どうすべきかが語られているので、読みやすく頭に入りやすいです。参考文献等も豊富なので、じっくり読みました。職場のみんなが読んでくれたらいいのに、と思うのですが…
読了日:02月06日 著者:Scott Berkun
どうして僕はこんなところにどうして僕はこんなところに
異国を旅した時の見聞と所感をまとめたエッセイ集です。読んでいて楽しく面白く感じるのは、著者の視点や教養によるのかも。日本語訳も読みやすく、楽しめました。
読了日:02月16日 著者:ブルース チャトウィン
ランス・アームストロング ツール・ド・フランス永遠(とこしえ)のヒーローランス・アームストロング ツール・ド・フランス永遠(とこしえ)のヒーロー
「アタック」とか「引く」、「ちぎる」、「ハンドルを投げる」など専門用語に解説がありません。また、選手名も興味がなければ知らない人ばかりでしょうけれど、グルれば大丈夫です。あの7年間のツール・ド・フランスのダイジェストのほか、チームメイトや医師などのスタッフのインタビューで客観的にランス・アームストロングについての状況が読めます。ただし、出版は2009年6月です。その後のツールの状況などを考えると、あの7年間の記録と考えるべきかもしれません。
読了日:02月19日 著者:マット・ラミィ
ペンギン・ハイウェイペンギン・ハイウェイ
小学生4年の視点で物語が語られていきます。携帯○○というものは、ノートとペンだけで、自転車もなし。元気に野外で観察し図書館で本を読み、友達と遊ぶ生活をしながら、年上のお姉さんとの交流が物語を進めていきます。登場人物の設定や発生する現象を置き換えたら、スペースオペラライトノベル怪奇小説になりそうな素材を、ペンギンと新興住宅地付近の林、小学生の主人公で描いたため、楽しく読めます。「自分で調べる」て「自分で考える」ことを当然とする「ぼく」は、ちょっと理屈っぽくて、最後に、成長を感じさせるところもよいです。
読了日:02月20日 著者:森見 登美彦
伏 贋作・里見八犬伝伏 贋作・里見八犬伝
江戸を舞台にした、半妖とハンター兄妹の物語で趣向は八犬伝、というものですが、作中で語られる「贋作・八犬伝」が、辛い現実や境遇に対峙して、しっかりと生きていくヒロインの物語になっています。生い立ちなどの条件なかで、どう生きていくのか、そんなテーマを感じさせながら、気楽に楽しめるようにまとめています。
読了日:02月27日 著者:桜庭 一樹

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