5月の読書メーター
読んだ本の数：9
読んだページ数：1383
ナイス数：39
あんじゅう 1 (楽園コミックス)の感想
OLと大学生のルームシェアの日常を、性格や嗜好の差異をメインに、穏やかに楽しめました。ドラマチックではなくて、ただただ、安らかに、です。
読了日：05月01日 著者：幾花にいろ
机ノ上神話 (まんがタイムコミックス)の感想
表題作を含み、全3作の短編集と云いますか、作品集です。位置付けは初期作品集ですので、三作とも、唐突に終わってしまいます。 著者の作品が好みなら、その後のコミックスで、「これ、知ってる」と云うようなプロトタイプを楽しめる、かもです。
読了日：05月02日 著者：幾花にいろ
ゆせそま。(1) (電撃コミックスEX)の感想
現実生活と魔法少女をどう両立させるかと云う観点から、魔法少女とは何か、を定義した上で、萌え系のネタをアレコレつまみ食いする感じです。 ああ、そっちに行きますか、と云った思わぬ展開や解釈を楽しめました。 魔法少女って、やはり中学生が限界ですかね。
読了日：05月05日 著者：ｋａｓｈｍｉｒ
ゆせそま。(2) (電撃コミックスEX)の感想
前巻と同様に、萌え系のネタを魔法少女のフレームに収めつつ、著者ならではの意外性で ... まぁ、こういう終わり方だと、高校生になったらキツいだろうな、と思いつつ。 そういう方向で考えるなら、もっと、本気で「魔法少女」を議論しないと、です。
読了日：05月05日 著者：ｋａｓｈｍｉｒゆせそま。(1) (電撃コミックスEX)
読了日：05月09日 著者：ｋａｓｈｍｉｒゆせそま。(2) (電撃コミックスEX)
読了日：05月09日 著者：ｋａｓｈｍｉｒあんじゅう 1 (楽園コミックス)
読了日：05月09日 著者：幾花にいろ
私のクラスの生徒が、一晩で24人死にました。 (角川ホラー文庫)の感想
タイトルの状況について「どのように」と「なぜ」を警察官と担任教師の両方の視点から解き明かすストーリー。ホラーというより、残虐な現場と人間が隠している残酷さに直面する刑事と女性教師、それぞれの反応とその結末は、立場と個性の違い、でしょうが、虐待され、クラスでイジメられ、復讐しても救われないまま、終わる物語です。ステイホームの時間つぶしに。
読了日：05月16日 著者：日向奈 くらら
残穢(ざんえ) (新潮文庫)の感想
賃貸マンションの一室で体験した怪奇現象から、前の入居者、ご近所さん、マンション以前、と、関係者から過去に遡って調査を進める過程で、「穢れ」が土地に残り、それに触れると穢れに感染して触りが発生したり、さらに移住先にも穢れが薄まりつつも移っていく ... と云うプロセスに緊張感とかスリルを味わえます。作中では、2001年末から2009年1月まで、時間が経過します。そして、あそこに以前住んでいた人、についての情報を、世間話で集められる状況も、2021年ではさらに厳しいでしょう。ある種の時代性も感じられるます。
読了日：05月28日 著者：小野 不由美
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