1月の読書メーター
読んだ本の数：2
読んだページ数：851
ナイス数：18
女には向かない職業 女探偵コーデリア・グレイ (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
『少女には向かない職業』のタイトルの元ネタ、ということで、読んでみました。 1972年に出版なので、「女には向かない」なんて言えるのでしょう。現代なら、難しいタイトル... それはともかく、イギリスで探偵稼業一人で続けることになった女性探偵の初事件の顛末を、男女の性差、階級社会の雰囲気に加えて、ちょっとスリルもあるストーリーです。 事件の動機はわかりますが、探偵へ調査をした理由が理解できませんでした。でも、退屈せず最後まで楽しめました。
読了日：01月09日 著者：P D ジェイムズ
石の血脈 (角川文庫)の感想
アトランティス、巨石信仰、古代の宗教、吸血鬼・人狼、それらを上手く組み合わせて構成した、「不老不死になり、人類を支配する組織の日本支部の戦後の取り組み（と失敗に至るまで）」のお話… 様々なオカルトな話題を楽しむのが正しい読み方でしょう。
読了日：01月13日 著者：半村 良
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