hroko's はてな diary

ゆるふわ気ままな日記です。はてなダイアリーからのインポートを引き継ぎます。

読書メーターのまとめ 2019年12月分

12月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1468
ナイス数:13

少女には向かない職業 (創元推理文庫)少女には向かない職業 (創元推理文庫)感想
学校と家庭、その他は微かにご近所だけが世界な田舎の中学2年生では、家庭に問題があったら、基本的に居場所はないし、「学校で浮かないように上手くやる」こともそれなりに大変で、まぁ、分かるお話しをヒロインが語ってくれます。 そこに義父の死と、よく分からなない同級生との関わりが物語のスパイスで、それが殺人になって小説になるのですが... 平成後半以降の出版であったなら、「日常系」として、ダラダラと日常を語っても、良かったのかもしれません。その程度には、ヒロインの心情に共感できました。
読了日:12月08日 著者:桜庭 一樹
UN-GO 因果論 (ハヤカワ文庫JA)UN-GO 因果論 (ハヤカワ文庫JA)感想
映画版とか、予備知識なしでの感想です。 1940年代頃から、微妙に違う歴史、その後、自衛隊自衛軍に。そんな社会情勢での陰謀論、国内のテロ行為で破綻した既存のネットワークを代替した新興企業のCEOが監視カメラその他のネットの監視による「安楽椅子探偵」もどき、正義感のある検事と警視、不可思議な力を行使する私立探偵という設定は楽しめますが... 捜査対象の新興宗教も私立探偵の異能も、SF考察の埒外で、それが残念です。 まぁ、異星人だったとか、人類の進化の可能性だとか、そう言われても、微妙ですが。
読了日:12月21日 著者:會川 昇
足摺り水族館足摺り水族館感想
タイトルに惹かれて購入ですが、描画が私の好みにあっていまして、風景は特に素敵です。良い衝動買いでした。 とは言うものの、風景の書き込みと人物の書き方に非常に差異がありまして、それが気に入らないと言う人も居るでしょうし、ストーリーも不条理系で、好みが別れそうなコミックスです。
読了日:12月24日 著者:panpanya
一角獣をさがせ! (ハヤカワ文庫FT)一角獣をさがせ! (ハヤカワ文庫FT)感想
今年も物語に合わせて「ニューイヤーイブ」に再読です。気持ちを切り替えて、良い新年を。
読了日:12月31日 著者:マイク・レズニック

読書メーター