hroko's はてな diary

ゆるふわ気ままな日記です。はてなダイアリーからのインポートを引き継ぎます。

読書メーターのまとめ 11月分

11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:0
ナイス数:23

西遊妖猿伝 大唐篇(6)西遊妖猿伝 大唐篇(6)感想
無支奇の力を意図的に使って、盗賊団と戦います。もっとも、その力の源は、死んだ人々の無念な想いであると承知の上で、しかも、その無念を晴らすでもなく、利己的な目的のため、というところが、残念な感じですが。 涼州を離れて、人参果をめぐる、妖しげな道士とのエピソード、次の「人参果の章」に入ります。
読了日:11月04日 著者:諸星大二郎
西遊妖猿伝 大唐篇(7)西遊妖猿伝 大唐篇(7)感想
人参果によって不老不死を求めた道士とその妻の人生の結末...「人参果の章」が終わり、玄奘一行は角樂得城へ移動し、新たなエピソード「角樂得城の章」が始まります。ロードノベルっぽい、と言いますか、「西遊記」っぽい感じです。 巻末に諸星大二郎藤田和日郎の対談(前編)があります。この対談は、興味深い内容です。
読了日:11月04日 著者:諸星大二郎
西遊妖猿伝 大唐篇(8)西遊妖猿伝 大唐篇(8)感想
西遊記』風と言いますかロードノベル的な構成で、「火井鎮の章」に入ります。 蜥蜴の不蠱を使う道士とその道士に脅かされる村のエピソード...『西遊記』な雰囲気です。 巻末に諸星大二郎藤田和日郎の対談(後編)があります。前編同様に楽しめます。
読了日:11月04日 著者:諸星大二郎
西遊妖猿伝 大唐篇(9)西遊妖猿伝 大唐篇(9)感想
第一巻から続いた紅孩児との因縁の結末です。自分より、はるかに強い力を持った奴がいて、でも、そいつは、自分には全く理解できない理想のために、天竺に行くという。そんな奴に憧れても、一緒に居られる、行動できるのはもはや闘う時だけという状況で、何か、切ない感じです。 物語は、ロードノベル的に、次のエピソード「巫蠱の章」に移ります。
読了日:11月04日 著者:諸星大二郎
西遊妖猿伝 大唐篇(10)西遊妖猿伝 大唐篇(10)感想
「巫蠱の章」と「玉門関の章」で唐に関わる人物との因縁に、それぞれの決着が描かれます。通臂公と恵岸行者、黄袍、百花羞と石方相、一升金... そして、ついに唐の国境を越えて、西域へと足を踏み入れるところで、沙悟浄とはいったん別れて、玄奘は独りで砂漠を進み、悟空と八戒が後を追います。 砂漠を前に旅が続く、というところで「大唐篇」が完結します。
読了日:11月04日 著者:諸星大二郎

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